2018-12-19

12月16日練習日誌

おばんです。チェロのNです。

個人的見解も多いので、適当に読み飛ばしてください。

まず、先週の指揮練兼ホール練の反省(練習指揮者より)。

・客席で聴いていると、管は聴こえるが、弦楽器は全体にシーツがかぶさったような感じで聴こえづらい。

・特に細かい音符(例えばブラ3の3楽章のチェロの5連符とか)が全く聞こえない。

→確かに前で弾いている分にはまだ良かったのですが、ブラームスで下がった時に、バイオリンの音が遠くて、どうやってアンサンブルしようか、手探りのまま終わってしまった感がありました。

→弦全体(特にバイオリンかな?)に言えることなのですが、もっと恐れず元弓を使って、音の立ち上がりを聞かせる部分があって良いと思います。fの弾き始めとか特に!

元弓って音が汚くなりがちで気になる方も多いと思うのですが、弾き始めの発音のためのノイズって、客席には聞こえないので大丈夫。むしろ、変に美しく聞かせようとふわっと出てしまうと、特に青文では音の芯が分からず、もやっとなってしまいます。

そして、本日の練習。

・ブラ3の1楽章冒頭、譜面を閉じて演奏してみました(覚えてねー!という悲鳴がそちこちから(笑))。

→譜面を見るという行為を省くだけで、周りの音が格段に聴こえるようになり、必然的にアンサンブルが良くなった感じです。

・どこに合わせる、というより、お互いに何をやっているのか気にしてみる。

→先週の指揮者練習でも言われたのと同じで、「予定調和的」「どこのパートに合わせる」というのではなく、ということですね。

→最近、というか、前回の演奏会から少し意識してやっていることがあります。

それは、拍を刻むとか、リズムの核になる部分で、敢えてメロディの揺らぎに合わせてみるということ。例えば、ブラ3の1楽章頭。単に4分音符を6つ並べて、俺様につけろ、とせずに、この6つをバイオリンの動きに合わせてみる。特に5,6拍目をバイオリンの4分音符の動きにつける(特に2小節目の5,6拍目、バイオリンの振りかぶり(ため)に寄り添う)。そうすることで機械的にならず、音楽的な6/4拍子になるのではないかなーと。

なかなか文章では言い表しにくいのですが、本日前半トップ代行で試してみたら、休憩時間にコンミス嬢が「有難う!」と言ってくれたので、まずまず上手くいったかな?

トップやコンマスに合わせることはもちろん重要なんですが、時には少し後ろで弾いている可愛い彼女、イケメンの彼の動きに合わせてみるのも面白いと思います(譜面にかじりつかないことが重要)。チェロのおじさんがバイオリンの後ろのほうガン見してたら、それはスケベ心でなくアンサンブルを楽しんでいるのだと温かい心で受け入れていただければ(笑)!

・スタッカート、マルカート短くなりすぎない(そもそもスタッカートは切るという意味で短くということではない)

→はい、個人レッスン、室内楽のレッスンでもいつも言われてます。気を付けます!

・2楽章 Eからの弦楽器、管の邪魔をしない(ウルサイ)。

→移弦もあるので、どうしてもざわざわしちゃいますねえ。動きが結構楽しいもんだから、何となく弾きたくもなっちゃうんですが、そこはガマンです。弓の重さだけでも、圧が大きすぎるので、毛を当てる量を少なくして少し浮かせるくらいが良いかな(脇の下に空気を入れる感じ)。弱くしようと先弓に持って行くのは、動きが大きくバタバタしちゃうのでお勧めしません。

以上、「いや、こうするともっと良くなるよ!」というところがあれば練習の時に突っ込んでください。

今週末は今年最後の練習、そして忘年会ですね!思いっきり弾いて、そして飲みましょう!

 

 

 

関連記事
%d人のブロガーが「いいね」をつけました。