オケ⭐︎スタ(5月27日)
- オーボエの中嶋です。
オケスタのブログ更新担当者が決まっていなかったようなので、とりあえず私が書くことになりました。
〈オーケストラ・スタディ2018_#1〉
○日時:2018年5月27日(日)14:00〜17:00
○場所:幸町市民センター
○指揮:村澤さん(Fg、前半)/内海さん(Tp、後半)
○楽曲:サン・サーンス/歌劇「サムソンとデリラ」より〈バッカナール〉
ワーグナー/歌劇「リエンツィ」序曲
ラヴェル/「亡き王女のためのパヴァーヌ」
私はバッカナールとリエンツィだけ乗り番だったので、この2曲についてのみ覚えている範囲で書きます。
〈バッカナール〉
学生オケで先輩たちが演奏しているのを聴いて、楽しそうな曲だとは思いましたが、
冒頭のオーボエソロを自分が吹く立場になると、緊張しました。オケスタとはいえ、心臓バクバクでした。
この曲は旧約聖書「士師記」をモチーフにしたオペラの一幕で演奏される曲。
ヘブライ人の英雄「サムソン」が、自分たちを支配するペリシテ人を打ち倒す。サムソンはめちゃくちゃ強いらしい。
ペリシテ人の美女「デリラ」は、自分たちを打ち負かしたヘブライ人の英雄を憎み、その美貌を武器にサムソンを魅了しようとする。
ハニートラップ、恐るべし。
デリラに何度も「強さの秘密」を打ち明けるよう迫られるも、理性を失わずに耐えてきたサムソンも、最後にはデリラの誘惑に負けて
「強さの秘密」を明かしてしまう。自分だったら1回目に迫られた時点ですぐに暴露しちゃいそうですけど、頑張ったよ、サムソン。
強さの秘密は「髪の毛」だったそうで、神殿の柱に繋がれたサムソンは髪の毛を短く切られて力を失い、両目の目玉もえぐられます。グロい。
ハニートラップに負けたサムソンを嘲笑うペリシテ人の大僧正と美女デリラ。サムソンは最後の力を振り絞って神殿の柱を折り、憎いペリシテ人
を巻き添えに自分も死んでしまいます。悲劇。
サムソンが捕まり連れて行かれた神殿で、ペリシテ人たちは酒宴を開いている、その場面が「酒神の宴・バッカナール」のようですね。
演奏に関する細かい指摘事項はあまり覚えていませんが、こうしたあらすじを踏まえて臨むと、場面がどう転換していくかが分かって、
演奏にも活かされるのではないでしょうか。(上のあらすじ、誤りがあったらご指摘ください。)
曲想は中東のアラビアンな雰囲気なので、その辺りをうまく表現できるとオケスタで表現力を磨く意義が出てくるように思います。
まずはきちんと譜面を再現できるように練習します・・・
【参考動画】
終盤の盛り上がるところは、ホルンはベルアップMAXで立ち上がった方がいいぐらいカッコ良いですね。
〈リエンツィ〉
先のバッカナールが冗長になってしまったので、簡単に。
・冒頭の金管⇨木管⇨弦の繋がりがもっとスムーズに、一連のフレーズとして捉えられるとなお良いと感じました。
・1番大事なこと、練習番号を決めましたので、次回練習までに同じパートの人に聞いておいて共有しておきましょう。
練習番号を振りながらだったので、あまり細かいところまで踏み込めなかった印象です。とにかく疲れました。最後にトドメで通したので。
【参考音源】
亡き王女〜の間は、事務局長のご子息に遊んでもらいました。いまどきの小学生でもコロコロコミックを読んでいるそうです。
子連れの方でも気軽に練習に参加できるように、託児の制度が整備されると、「小さい子どもを連れて若いパパ・ママが参加できるオケ」として
仙台市内のオケの中でも特徴付けられるように思います。現に、お子さんが大きくなるまで休団されている方もいるでしょうからね。
余談でした。
次回練習は6月10日(日)14時〜、会場は旭ヶ丘市民センターになります。
今シーズンから入団を検討している方も、ぜひオケセンのオケスタに参加してみてください。きっと楽しめると思いますよ!
※原稿用紙4枚分以上書いてしまいました。長々とすみませんでした・・・
文責:中嶋(Ob)